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北京・天津・河北交通一体化計画 北京は七環路を建設へ

人民網日本語版 2014年06月27日08:21

河北省交通運輸庁長の高金浩氏が25日、交通運輸部(省)の公式サイトでインタビューに答え、明らかにしたところによると。北京で7番目の環状路となる七環路がまもなく建設されるという。

いわゆる七環路とは、北京市の外周を囲む高速道路のことで、首都環状路とも呼ばれる。全長約940キロメートルで、河北省の廊坊、涿州、張家口、承徳、平谷などを通過する。

七環路は北京・天津・河北省の3地域(以下、京津冀)の交通一体化計画における2本の環状路のうち、内側の1本だ。外側の1本は京津冀地域環状路で、全長約1250キロメートル、天津、河北省の廊坊、保定、張家口、承徳、唐山などを通過する。

上述の2本の環状路は、将来の京津冀交通一体化計画のほんの一部に過ぎない。高氏は、京津冀交通一体化の全体計画について、次のように説明した。

【2本の環状路】

北京七環路と、京津冀地域環状路

【8本のルート】

縦方向の総合交通運輸ルート4本

・承徳―北京―保定―石家荘―邢台―邯鄲

・沿海

・北京―廊坊―滄州

・北京―衡水

横方向の総合交通運輸ルート4本

・張家口―北京―唐山―秦皇島

・涿州―廊坊―天津

・保定―天津

・石家荘―衡水―滄州

【4本の連絡ルート】

・承徳―唐山

・天津―石家荘

・邢台―臨清

・邯鄲―済南

の各都市を結ぶ4本の総合交通連絡ルート

【8つの港】

・天津港、秦皇島港、唐山港、黄驊港

・北京首都国際空港、北京新空港、天津浜海国際空港、石家荘正定国際空港

【8つの枢軸】

・北京、天津、石家荘、唐山、邯鄲、張家口、承徳、保定の8つの全国的な総合交通運輸枢軸都市

この【2-8-4-8-8】を骨組みとする総合的な交通ネットワークが完成すれば、高速鉄道・高速道路が隅々まで行き渡り、北京、天津、石家荘の3つの中心都市間が3本の高速道路で結ばれ、北京・天津の周囲の県(市、区)に少なくとも1本の一級道路が開通し、北京、天津、石家荘および近隣都市間に「交通一時間圏」が形成され、主要都市と周辺の衛星都市間に「30分生活圏」が形成される。また、分業が合理的で、機能がそろい、影響力のある、環渤海ないしは全国最大の港湾群が形成されるほか、位置づけが明確で、機能が整い、多くの支線を持つ空港群が確立される。(編集SN)

「人民網日本語版」2014年6月27日

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