英国の調査によると、時間を有効に活用しようと、マイカー出勤中に、運転しながら化粧をする女性が43%に達することが明らかになった。この「運転中の化粧」が原因で、英国では、年間45万件の交通事故が発生している。「運転中の化粧は、安全運転に支障を及ぼし得る」とはっきり認識している女性の割合は、わずか14%だった。中国新聞網が報じた。
調査によると、自宅を出る前にメイクアップする時間がなかった女性の多くが、自動車通勤の途上で、赤信号で停車した時や渋滞に巻き込まれた時、化粧品を手に取り化粧を始める。「家で化粧をする時間がなかった」理由は、当然のことながら、大半が「寝坊」だ。マイカー通勤女性のほか、電車やバスを利用する女性にも、車内で化粧する人が多い。ロンドンでの調査によると、サラリーウーマンのうち、「通勤電車で化粧をすることがある」人は63%、「バスの中で化粧をすることがある」は43%にそれぞれ達した。また、英国人女性が電車やバスで頻繁に行う具体的なメイクアップは順次、「リップクリームを塗る(35%)」「マスカラをつける(30%)」「口紅を塗る(25%)」「パウダーをはたく(6%)」「アイラインを引く(4%)」だった。
時間的な余裕がないため、英国人女性は車内で、「速攻」メイクアップをする人が多勢を占めた。「車内でのメイクアップ時間は?」の質問に対する回答は、「5分以内(21%)」「5分から10分(42%)」「10分から20分(22%)」「30分前後(10%)」だった。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年6月27日