中国がこれまでに建設した中国(上海)自由貿易試験区は、外資系企業による対中投資に政策面での極めて大きな便宜をもたらし、中国の新たな対外開放のシンボルになっている。
周教授によると、青島西海岸新区は日本との経済貿易金融協力の発展進化を初めてうち出した。日本はこのチャンスをしっかりつかまえ、管理、技術、人材、制度などの面で中国との国際協力・交流を強化すべきだという。
日本の経済貿易関係者は、中国の安定した国内政治、開放が加速する産業分野、持続的に改善される経営環境が、日本に対して長期的な吸引力をもつとの見方を示す。
周教授は、「グローバル化を背景として、中日経済貿易の協力の深化、相互利益は両国の上から下まですべてにおける共通認識だ」とした上で、青島西海岸新区が新たな時期に対日経済貿易金融協力を開拓するのはほんの入口に過ぎない。今後の可能性は幅広く、期待できると述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年6月30日