2014年7月1日  
 

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日本人はサーモンの刺身を食べないのか? (2)

中国メディアが見る日本

 2014年07月01日10:54

ノルウェー水産局のデータによると、大部分の日本人が食べるサーモンはノルウェー産で、ノルウェーは毎年大量の冷蔵、冷凍サーモンを日本に輸出している。2011、2012、2013年の輸出量は、それぞれ2万7940トン、3万6033トン、3万2261トンで、そのうち大部分がサーモンの刺身に使われている。日本人はノルウェーのサーモンは比較的新鮮で、寿司の食材に適していると考えているのだ。

ノルウェーでも、サーモンの刺身は過去5年間で1つのファッションアイコンと化し、本来はサーモンをグリルやシチューにして食べていたノルウェー人の家庭でも、最近では家でサーモンの刺身にして食べることも多くなったという。

■ノルウェーのサーモン養殖場を取材

条件に恵まれた海域と政府による厳格な管理

コントロール室でサーモンの状況をチェックする職員たち

政府はいけすの中の養殖サーモンの数の上限を定めている

今年の初夏、ノルウェーの南部Berganと北部のBremangerの間にあるノルウェー西海岸にあるFirda Seafood養殖場を訪れた。まず同養殖場のOla Braanaas社長が持つプライベートアイランドSkjerjehamnに赴いた。ここは、ノルウェーの第2の都市ベルゲンから船に乗って約1時間程の距離にある。ここはまるで桃源郷のようで、海水は透き通っている。ノルウェー人が海産物に持つ自信がどこから来るのかが少し理解できた。

Ola氏は、「ノルウェーの海域はサーモンに適していて、ここには大量の野生のサーモンが繁殖している。冬の海水温度は摂氏3-5度、夏は摂氏20度で、サーモンが成長するのに最も適した環境だ。同じ緯度のグリーンランドの海水は凍ってしまうため、このあたりの海域は最も条件に恵まれており、サーモンにとっては天国だ」と説明する。(編集MZ)

「人民網日本語版」2014年7月1日


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