国連がこのほど発表した「ミレニアム開発目標報告2014」によると、世界の極貧層人口はすでに半減したが、これは、中国が寄与するところがかなり大きいという。新華社が報じた。
報告によると、中国における極貧層人口の割合は、1990年の60%から2010年には12%に低下した。一方、南アジアとサハラ砂漠以南のアフリカでは、極貧層削減目標はまだ達せられていない。このような地域的な差異については、他の7つのミレニアム開発目標と目標達成のための戦略で実績が得られた40項目の目標パラメータからも伺い知ることができる。
国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、同報告をニューヨークで発表した際に、「ミレニアム開発目標報告には、『世界を極度の極貧から解放する』という約束も含まれているが、これについては、統計上では目標をすでに達成したと言える」とコメントした。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年7月10日