▽基準を引き上げ、チェックを厳格に
問題が明るみに出ると、多国籍企業の多くは謝罪しないばかりか、「当社の製品は現地の基準に合致している」とか、「現地の法律政策には対応する基準がない」とかいったことを自信たっぷりに話す。こうした「甘やかされて堕落した」海外ブランドにどのように対応していくかは、熟考を要する問題だ。
蒋副院長は、「一連の問題が発生した国では多国籍企業に対する監督管理がより厳格にならざるを得ない。多国籍企業に対し審査や選別を行い、品質のチェックを厳格にすることが必要で、ひたすら数だけを追求することはしない。多国籍企業の本国の基準、または世界と同一の基準を採用することを検討し、多国籍企業にこれを要求してよい。海外の多くの国の基準は一般的に高くはあっても低いということはなく、高い基準による多国籍企業の管理はこれからのトレンドでもある」と分析する。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年7月25日