中国は二国間交渉による海洋係争の解決を堅持

　「中国周辺の地政学的状況は複雑だが、全体として平和で安寧だ。その根本的原因は中国が善隣友好の周辺外交政策を堅持し、協力・ウィンウィンと平和的発展を堅持し、二国間の交渉や協議による係争の解決、摩擦の管理・コントロールを堅持していることにある」。中国外交部（外務省）国境・海洋問題局の易先良・副局長は4日、こう述べた。

　海洋強国の建設に関しては「海洋強国の建設は海軍建設の強化だけでなく、能力開発の強化、海洋意識の向上、海洋の科学的管理、海洋の合理的利用、海洋環境の保護、海洋権益の維持、国際協力の強化なども含む」と説明。「中国の立場、主張は一貫して明確だ。海洋強国建設政策は周辺海洋政策さらには外交政策の変更を意味するものではなく、周辺国との協力を一層必要とするものだ」と述べた。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年8月5日