中国国家林業局の趙樹叢局長は北京・天津・河北および内モンゴルの林業生態建設座談会に出席した際に、「中国は北京・天津・河北林業生態建設計画を制定し、首都地区の植林・緑化、耕地を林と湖に戻す取り組みを拡大し、環首都国家森林公園を建設し、湿地の保護と自然保護区の建設を強化する」と表明した。人民日報が伝えた。
趙局長は、「生態資源の不足、砂塵の被害が深刻になっている。今後は植林・緑化を加速し、森林資源の保護を強化する。また、河川の断流、湿地の縮小、地下水の水位の低下といった問題を巡り、湿地の回復・保護を強化する。生態系が脆弱な場所に低所得層が集まっている問題については、緑によって富を創出する産業を大々的に発展させる」と述べた。
北京・天津・河北および内モンゴルの森林率は23.64%に達しており、砂漠化した土地の面積が4060平方キロメートル減少している。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月5日