2014年8月6日  
 

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雲南魯甸地震、被害が深刻だったのはなぜ? (4)

人民網日本語版 2014年08月06日16:41

▽被災地の人口密度:平均の2倍

震源地付近の人口密度は、1平方キロメートルあたり265人で、雲南省の平均値116.6人、全国平均の142.8人を大幅に上回っている。2012年に雲南省昭通市彝良県で発生した地震も、被災地の人口密度が高く、1平方キロメートルあたり205人だった。

魯甸県は、北東は昭陽区と、南東は貴州省威寧県と隣接し、南部と西部は牛欄江をはさんで会沢、巧家の両県と接している。県内の平均標高は1917メートルで、主に農業を営んでいる。県内には9つの郷・3つの鎮、80の村民委員会、4つのコミュニティがあり、漢族、回族、彝族、苗族など14の民族が暮らす。2010年末の時点で、同県の世帯数は11万4879世帯に達している。

魯甸県は国家級貧困県でもあり、人口40万8千人のうち農業人口が38万9千人、余剰労働力10万8千人、貧困人口は15万人以上に達し、魯甸県の労働力過多・貧困という現状がうかがえる。


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