7月28日に新疆維吾爾(ウイグル)自治区莎車県で、暴徒たちが鎮政府を襲撃し、無辜の民衆を殺傷した。ある高齢者は「入り口に2台の車が停まり、覆面をした人が何人か棍棒を手に降りてきて、私を連れ去ろうとした」と語る。現地の村幹部と住民が勇敢に暴徒に対抗し、ある運転手は燃える自動車の中から女児を救出した。
暴徒の襲撃が発生した際、現地の村幹部と正義のために戦う人たちはすぐに行動を起こし、暴徒と勇敢に戦い、全く退かなかった。事件発生時、近くの艾力西湖鎮諾其倉木村党支部の賽依提書記はちょうど村幹部と民兵11人と共に村委員会で勤務中だったが、彼らがいた村委員会も暴徒の襲撃目標の一つだった。賽依提書記によると、村委員会には長矛13点とヘルメットや防護服13点があったが、もし当時彼らが村委員会におらず、暴徒が襲撃して武器を強奪していったなら、結果は恐ろしいものとなっただろうと語る。暴徒と対抗する時間を稼ぐため、賽依提書記は部下を引き連れて村委員会の屋上に上り、警察に通報電話をかけながら、村幹部や民兵を指揮して暴徒の襲撃を防いだ。
現在、各方面の協力の下で、事件が発生した現地の生産や生活は徐々に秩序を取り戻しつつある。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月8日