深セン華大基因(遺伝子)科技有限公司が13日に発表した情報によると、同社はエボラ出血熱がアフリカで蔓延していることを受け、国内で感染例が見られた場合に備え、軍事医学科学院微生物流行病研究所とエボラウイルス核酸検出キットを共同開発した。人民日報海外版が伝えた。
エボラウイルスはまだ中国に上陸していないが、同社の研究者は、「中国と感染地域の間では、人とモノの行き来が頻繁だ。エボラウイルスの中国上陸と感染拡大を防ぐため、真っ先に正確な検出キットを提供することが極めて重要だ」と指摘した。
同社と同研究所は科学研究・生産の能力を緊急動員し、エボラウイルス核酸検出キットを開発した。現在は国家食品薬品監管総局に緊急審査を申請中だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月14日