高さ632mの高層ビル「上海中心(上海タワー)」が8月3日に最頂部の建設を完了し、上海市陸家嘴は同一エリア内に3棟の超高層ビルを持つ地域になった。これに伴い、同地の電力安定供給の水準が、さらに引き上げられている。国家電網上海電力公司の220キロボルト級即墨地下変電所が送電を開始した。小陸家嘴地区は双方向220キロボルト送電を実現し、電力供給の信頼性が99.9%から99.99%に上昇した。人民日報が伝えた。
上海小陸家嘴は、国内最大の国際金融センターだ。地域内には135社の金融機関、40数社のグローバル企業本部、8つの国家級要素市場がある。その電力負荷密度は151MW/平方kmに達し、全国で最高となっている。しかしながら同地域は長期に渡り、220キロボルト級東昌変電所からの供給に依存してきた。同ステーションの負荷が日増しに強まり、同地域の送電の信頼性と安定性にリスクが生じていた。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年8月14日