「百里で風景は異なり、十里で習慣が異なる」という言い方があるが、気候や経済、文化など多くの原因の影響により、陝西住民は衣食住や行動の面で独特の様式を形成している。これらを集めて「陝西十大怪」と呼ぶ。
ベルトのように幅広い扯麺:
扯麺はbiang-biang(現代中国語の辞書にこの字は存在しない)麺とも呼ばれる。正式な扯麺は幅が2-3寸(約7センチから10センチ)、長さは約1メートルにも達し、厚さは硬貨ほどある時や、セミの羽ほど薄い時もある。麺1本で1回の食事には十分だ。関中の住民が麺を食べる時は、麺は好みに応じて打ち、厚く幅広く切るのを好む。こうした麺は食べると滑らかで柔らかく、こしがある。美味しいだけでなく腹持ちもよい。 (編集YH)
「人民網日本語版」2014年8月19日