2014年8月29日  
 

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広州、アフリカ人が最も多く住むアジア都市に (2)

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年08月29日15:39

〇楽観を許さない外国人による犯罪問題

報告によると、外国人の「三不(不法入国、不法滞在、不法就労)」問題は、これまでずっと、広州全体が頭を抱える難問となっていた。数年前に公表された統計データによると、広東省公安機関は2007年、計7千人以上の「三不」外国人を摘発、うち700人あまりに処分を科した。2008年には、1万3千人の外国人を調査の上処分、うち210人は刑事処分の対象となった。摘発・処分されたのは、47カ国の外国人で、罪名は26種類に及び、アフリカ系外国人が多くを占めた。

刑事犯罪のほか、アフリカ人が2009年7月15日に広州派出所を襲撃した事件や、同じくアフリカ人が2012年6月18日に広園西路で騒ぎを起こした事件など、外国人が集まって騒ぎ出し、騒乱事件につながるケースも頻発している。このような情勢が引き金となり、広東省は2011年、「広東省外国人管理服務暫定規定」を発表した。このほか、まだ世間には良く知られていないが、強姦、エイズ、婚外子などの問題も、広州市民の社会生活と都市の安全安定を脅かす可能性がある。

報告によると、外国人が絡む犯罪事件、特に麻薬犯罪事件も、重視すべき問題となっている。広州に住む「三不」外国人の犯罪率は急上昇しており、うち麻薬関連犯罪がトップ、総数の6割近くを占めている。2012年12月、公安部は広州で麻薬密輸に携わるアフリカ人300人以上を逮捕、アフリカ人と国内の中国人によって形成された麻薬密売ネットワークを撲滅させた。(編集KM)

「人民網日本語版」2014年8月29日


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