上海証券取引所と香港証券取引所の相互乗り入れ(滬港通)に向けた機能テストが先月30日と31日に行われた。上海取引所は乗り入れに名乗りを上げた会員企業を組織して全ネットワークテストに参加した。今回のテストでは主に、取引の申請、取引の処理、市場の情況、名義変更、配当、株式配当、ワラント債発行、司法権による凍結といった業務についてチェックした。テストの結果、システムは正常に作動し、市場の終了処理は正常に行われ、テストに参加した会員企業には重大な異常や問題はみられないことがわかった。
滬港通の技術システムテスト作業は、滬港通の準備過程における重要な基礎的作業だ。上海取引所は先月11日から、関連の各方面と協力して、技術システムをめぐる一連のテスト作業を進めてきた。また9月中旬にはシステムの性能と切り替えについての全ネットワークテストを行い、システムの性能、容量、故障発生時の復旧能力を確かめ、滬港通の安定的なスタートと運営に向けて技術的な基礎固めを行うとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2014年9月1日
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