2014年8月12日  
 

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滬港通が試験を開始、資本市場国際化を促進

人民網日本語版 2014年08月12日13:27

中国証券監督管理委員会の計画に基づき、上海証券取引所と香港連合取引所は8月11日から9月30日にかけて、「滬港通」(上海と香港の株式市場の相互乗り入れ制度)の全天候試験、接続試験、ネットワーク試験などを実施する。上海証券取引所は、「滬港通は11日の接続試験に成功した」と表明した。この影響を受け、上海総合指数は2200ポイントに上昇した。人民日報が伝えた。

滬港通の実施により、投資家は上海証券取引所で香港証券取引所の株を購入し、香港証券取引所で上海証券取引所の株を購入できるようになる。これは中国資本市場の大きな革新だ。滬港通が順調に実施されるかは、証券会社、上海証券取引所、中国証券登記結算有限公司が共同実施するシミュレーションの結果によって左右される。これは滬港通の前奏とされている。ネットワーク試験は業務開始の重要な一歩であり、試験成功は滬港通の技術面の条件が整ったことを意味する。

滬港通は、大陸のA株と香港のH株に対して大きな利益を生む。滬港通は香港の株を中国大陸の株式市場に導入すると同時に、中国大陸の資金を香港に移すことで、中国資本市場の国際化の取り組みを促す。

上海証券取引所と香港証券取引所の連結は、A株国際化の道を切り開く。上海証券取引所は、真の意味で対外的に開放された市場となる。A株の価値は、外部から集める資金の額、制度革新、世界との連結によって高まる。A株は滬港通により、成熟した市場の監督管理制度と投資の理念を導入できる。これはA株の今後の成長・発展にとって特に重要だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年8月12日

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