彬県大仏寺石窟は彬県城西大仏寺村の清涼山麓にある。石窟は山肌の岩を削って作られ、合計130以上の石窟が長さ約400メートルの岩肌に分布している。
大仏窟は寺内で最大の仏窟で、唐の貞観2年(628年)から作られ始めた。幅34.5メートル高さ約28メートル、奥行き18メートル。内部の像は正面が阿弥陀仏、左と右側に観音菩薩と大勢至菩薩が立っている。
彬県大仏寺石窟はシルクロードの陝西地区北道の主幹線上にある、仏教隆盛の時期に作られた重要な寺の一つで、シルクロードを通じた仏教伝播の研究にとって重要な価値を持つ。
「人民網日本語版」2014年10月11日