2014年10月15日  
 

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上海で水上輸送・金融産業基地プロジェクトスタート

人民網日本語版 2014年10月15日13:55

第5回国際水上輸送戦略発展シンポジウムと2014年陸家嘴航空輸送フォーラムが14日に行われた。そこで明らかにされたところによると、国内初の水上輸送と金融産業が融合した基地のプロジェクトが上海市でスタートしたという。この基地の狙いは、ワンストップ式の水上輸送サービス総合パッケージの構築を通じて、水上輸送と金融産業が融合した産業チェーンのハイレベル機関を誘致し、その影響力をアジア・太平洋地域の水上輸送市場に波及させていくことだという。計画では2015年下半期に運営が始まる。

現在、国際水上輸送産業では重心の東漸傾向が目立つ。上海港の貨物処理能力は4年連続で世界一となり、世界でただ一つの水上輸送貿易取引所・バルチック海運取引所などの有名企業が相次いで上海に進出しているのがその一例だ。今回、浦東新区、招商局集団、ロンドン海事サービス協会が共同で水上輸送と金融産業が融合した基地を設立したことは、上海陸家嘴金融街を中心として、船舶の管理、融資・リース、水上輸送保険などの市場主体を誘致し、水上輸送と金融産業との深いレベルでの融合を促進し、上海国際水上輸送センターの建設を後押しすることが狙いだ。浦東新区の簡大年副区長はシンポジウムで、「上海の水上輸送と金融産業が融合した基地だけでなく、浦東新区は今後、水上輸送のハイレベル人材の育成を加速させていく」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2014年10月15日

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