バスで居眠りしてしまった時、誰かが寄りかかれるように肩を貸してくれたなら幸せなことだろう。こうした心温まる一幕が12日、成都の93番路線バスで見られた。ある高齢男性が居眠りして、体がぐらぐら揺れていた時、心配した若者が歩み寄って両手で支え、男性の頭と上半身を自分の体にもたせかけて支えてあげた。この一幕が乗客に撮影されて微博(ウェイボー)で公開されると、多くのネット利用者が賞賛のコメントを寄せた。当事者の若者、趙蒙に取材すると「その時はあまり深く考えず、おじいさんが転ばないかと心配しただけだった」と語った。成都晩報が伝えた。
微博で写真を公開した陳さんによると、若者は高齢男性が下車するまで20分以上も支えてあげたという。
▼微博のネット利用者のコメント
「好青年だ」。
「身近な雷鋒だ!プラスのエネルギーを伝えてくれた」
「こうした若者が増えることを希望する」