韓国自由公園の孔子像
18日、韓国・朝鮮日報によると、韓国国内の普通高等学校で、第2外国語として中国語の授業を実施する学校が年々増加している。中国語の授業を実施している高校は、2000年には8.8%だったが、2005年には25.5%に増加し、その後も2009年は31.7%、2012年には36.8%にまで増えている。
開設率が最も高いのは日本語(52.4%)だが、2009年のピーク以降は開設率が下がっているという。
ソウル市内のある女子高では、中国語7クラス、日本語5クラス、フランス語2クラスを開設。10年前には日本語を選択する生徒が最も多かったが、中国語の国際社会における地位向上にともなって、小学校や中学校から中国語を学ぶ生徒が増えたという。
学校教育での中国語の需要が高まっていることを受け、韓国政府は2年前から教員の交流事業を活発化させるなどの対応をとり、中国語を母語とする教員が2012年には200人、2014年には265人、中国から韓国に派遣されている。
レコードチャイナ 2014年10月21日