約半数に「不公平感」
同報告によると、社会で普遍的なマイナスの感情は、「不公平感」と「不安感」だった。うち、「不公平感」を抱いている回答者は44.7%、「不安感」を抱いている回答者は41.3%だった。
「不公平感」を最も強く抱いているのは、1970年代生まれのグループ(51.2%)だった。また、社会階層別に見ると、底辺のグループ(64.8%)が最も「不公平感」を抱き、微博(ウェイボー)を通してその感情を表していた。うち、25.1%は不公平感を「強く」抱いていた。学歴別にみると、最終学歴が大専(短大、高等職業学校)の回答者が最も強い「不公平感」を抱いていた。
「不安感」を最も抱いているのも70年代生まれのグループ。そのほか、60年代生まれや50年代生まれも、半数以上が「不安感」を抱いていた。社会階層別に見ても、底辺のグループ(50.5%)が最も「不安感」を抱いていた。次に多かったのはビジネス界のエリートや資産家(45.8%)だった。つまり、「貧」と「富」どちらに属していても、「不安感」を感じているということだ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年10月20日