中秋節の公金での月餅贈呈などの告発窓口をウェブ上に設置

　中秋節を前に、中央八項規定の精神を一段と実行に移し、「四風」（形式主義、官僚主義、享楽主義、贅沢主義の4つの風潮）の再来を厳重に防止するため、中央紀律検査委員会と監察部のウェブサイトは10日、公金で月餅を贈る行為など「四風」問題の告発窓口を設けた。

　告発窓口は4コーナーに分かれている。第1に「四風」の告発。公金で月餅を贈る行為など八項規定の精神に違反する行為のネットユーザーによる監督・告発を歓迎する。第2に毎週の公表。各地区・各当局が調査・処分した八項規定精神に違反する案件を、毎週名指しで公表する。第3にインタラクティブコーナー。ネットユーザーが目にした「四風」問題を暴露し、対策を提案することを歓迎する。第4にネットユーザーが見つけた、微博（ウェイボー）や微信（WeChat）上でさらされた公金で中秋節の贈り物を贈る行為など。

　各級規律検査・監察機関が調査・処分した中央八項規定の精神に違反する案件も毎週公表する。同日、8月4～10日に28の地域や機関の調査・処分した中央八項規定違反案件154件が公表された。うち貴州省は23件、江西省は21件だった。全案件で氏名を公表するのには、監督・責任追及を強化し、警告と抑止の効果を発揮し、クリーンな祝祭日の雰囲気を築く狙いがある。（編集NA）

　「人民網日本語版」2014年8月11日