クロスステッチといえば知っている人が多いだろう。暇をつぶしてくれるだけでなく、目や手のトレーニングにもなるが、刺繍している間の単調さに投げ出してしまう人も多い。ここでは7年の時間を費やして、他の人にはできない作品を完成した女性をご紹介する。
双楠皮革城で働く銭芬さんが刺繍した清明上河図は長さ22メートル、幅0.7メートルで、原画を約4倍に拡大したもので、7年近くかけて刺繍したものだ。銭さんによると、この7年は毎日、睡眠や食事の時間以外は全て刺繍に費やしてきたという。
クロスステッチの経験者ならクロスステッチが簡単ではなく、古典的な名画に挑戦するとなるといっそう難しいことを知っているだろう。クロスステッチ愛好家によると、銭さんの刺繍は整い、裏もきれいでまったく毛羽立っていないという。このクロスステッチ版の清明上河図はそのレベルの高さで際立っており、銭さんが展示するとすぐに注目を集めた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年10月23日