羊年の「春晩」では「汚点のある出演者」お断り

中国中央テレビは30日、羊年の番組「春晩」（春節を祝う中国の国民的年越し番組で、日本の紅白歌合戦に相当）に関する3つのニュースを発表した。第一に、2015年中央テレビ「春晩」の脚本家グループの設立で、哈文氏が羊年の「春晚」の総監督、閻粛氏、黄宏氏、馮鞏氏などが芸術顧問を担当する。また中央テレビの胡占凡会長は、今年の「春晚」では「三つの不採用」、すなわち「低俗で媚を売る番組は不採用」、「格調が高くない番組は不採用」、「汚点や道徳的問題のある出演者は不採用」という方針を明らかにした。羊年「春晚」の芸術顧問3人については、今年84歳の閻粛氏はすでに「春晚」企画に10年以上携わり、コントの役者、黄宏氏は24回連続で「春晚」に出演、馮鞏氏は1986年から「春晚」に出演していると紹介。3人のベテランと社会的な著名人数人が羊年の「春晚」芸術顧問を担当し、豊富な経験で羊年「春晚」を企画する。 東南快報が伝えた。

また胡占凡会長は、今年、中央テレビはオープンな「春晚」という姿勢を堅持し、全国の視聴者からインターネットを通じて番組出演者の投票を行い、選抜番組の入賞者を起用し、大スターの起用は抑えるとしている。（編集YH）

「人民網日本語版」2014年10月31日