2014年10月9日  
 

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中国、薬物使用や買春関与の芸能人の起用が不可に

【中日対訳】

人民網日本語版 2014年10月09日15:16

8月に大麻を使用したとして逮捕された俳優の柯震東(クー・チェンドン)が出演していたため、上海で予定されていた映画「捉妖計」の発表会が中止となった。

中国国家新聞出版広播電影電視(ラジオ・映画・テレビ)総局がこのほど、薬物使用や買春などの犯罪に関与した芸能人らが製作に参加した映画、ドラマ、テレビ番組、コマーシャル、ネットドラマなどの上映、放送を一時中止にしなければならないと明確な見解を示した。業界関係者が8日に明らかにした。新聞晨報が報じた。

ネット番組の出演も規制

中国の芸能界では今年、薬物使用や買春などの事件が後を絶たない。そんな中、同局は9月29日、犯罪行為に関与した芸能人が出演している作品の放送、上映に制限を設けた。通知は、「薬物使用や買春などの犯罪に関与した者を、ラジオやテレビ番組の製作に招いてはならない」、「芸能人の売名行為などの違法行為にスポットを当てたラジオ、テレビ番組を製作、放送してはならない」、「薬物使用や買春などの犯罪に関与した者が、製作者やメインキャストとして製作に参加した映画、ドラマ、ラジオ、テレビ番組、コマーシャルなどの上映、放送を一時中止しなければならない」---などと明確に規定している。また、今回インターネットも規制の範囲に盛り込まれ、映画やテレビ番組のほか、ネットドラマやマイクロ映画、ネット視聴番組などでも、犯罪に関わった芸能人を起用することはできない。


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