今年81歳になる樊達氏は、重慶発電所ボイラー検査修理場支部書記、総務課課長、電力部品工場工場長、燃運作業場労働組合組合長などの職を歴任してきた。工場創設後、ずっと工場で働いてきた樊氏は、重慶の電力発展を目の当たりにしてきた。重慶晨報が伝えた。
身長1メートル75センチの樊さんは、発電所では「イケメン」で有名だった。職場の人々は、彼のことを「工場の高倉健」だと口を揃えた。本人はそれについて、次の通りコメントした。
1954年に成都から重慶の工場に異動してきた複数の人々が、私のことを「高倉健」「杜丘(代表作『君よ憤怒の河を渉れ』の役名)」などと冗談めかして呼んだ。当時、高倉健が主演した「君よ憤怒の河を渉れ」「遥かなる山の呼び声」を見ていたが、自分に似ているとは感じなかった。年を取るにつれて、ちょっと似ているかなと思うようになった。高倉健の死去を報じる朝刊の記事を読み、彼が私より2歳年上だったことを知った。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年11月28日