(9)フォルクスワーゲンのリコール
一汽大衆と大衆汽車は10月、中国で流通していたサギターとビートルの一部をリコールすることを明らかにした。一部のニューサギターは、通常の運転をしていても突然サスペンションが断裂し、運行が不可能となったり、制御不能となったりするリスクがある。今年7月以来、中国各地では、サギターの車主による権益保護の呼び声が高くなっていた。訴えが増えたことから、国家質量監督検験検疫総局(品質検査部門)は8月、サギターの調査を始めた。10月19日、同局のウェブサイトに発表された公示によると、後部サスペンションに断裂リスクが存在するため、一汽大衆と大衆汽車はサギターとビートルの一部をリコールすることとなった。
【10月の経済ホットワード、フォルクスワーゲンのリコールがトップ】