2014年12月7日  
 

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上海総合指数、43カ月ぶりの高水準に

人民網日本語版 2014年12月07日10:37

上海証券取引所、深セン証券取引所は奇跡を創出し続けている。わずか5カ月前の6月30日、上海総合指数の終値は2048.33ポイントであったが、12月4日には2899.46ポイントに達し、5カ月で約850ポイント高となった。深セン成分指数は6月30日の時点で7343.27ポイントだったが、12月4日には10029.83ポイントに達し、5カ月余りで約2600ポイント高となった。上海総合指数は12月4日に119.93ポイント高となり、単日としては過去2年で最高の伸び率を示した。深セン成分指数は約400ポイント高で、創業ボードも取引開始から続騰し記録を更新した。人民日報が伝えた。

両取引所の取引高も更新を続けている。両取引所で数日前に5000億元(1元は約19.45円)を突破した当時、人々はこの驚異的な取引高に驚きの声をあげた。しかしこの数値は更新を続けており、1日8000億元以上、9000億元以上が相次ぎ、1兆元超えの勢いを示している。株投資家は、「金さえあれば、勝手気ままにできる(ネット流行語)」と感嘆を漏らしている。

わずか数カ月で、両取引所でなぜこれほど大きな変化が生じたのだろうか?

◆改革の影響

興業銀行チーフエコノミストの魯政委氏は、「両取引所の今回の高騰は、割安な銀行株と関連している。これらの銀行株は上半期に低迷し、大多数の株価収益率は4−5%の間だった。一部の株価は、1株当たり純資産を下回った。これとは対照的に、銀行株の配当利回りは6%以上に達している。この流れが続けば、銀行株を債券として購入すれば良い。収益率は、収益率が固定されている債券を上回るほどだ。上海総合指数のうち、銀行株が占める比率は約40%で、銀行株の高騰が全面高を促した」と分析した。


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