世界的に有名なウイルステストグループのAV-Comparativesはこのほど、2014年下半期のウイルス対策ソフトの検出率に関する報告書を発表した。これは世界で最も権威あるウイルス対策ソフトの国際ランキングで、トレンドマイクロが初めて首位になった。2位は360、3位はカスペルスキーとビットディフェンダーだった。新京報が伝えた。
本ランキングはウイルス対策ソフトの実際の環境における防御能力を参考とし、今年8月から11月にかけて試験を行った。評価内容は、ウイルス対策ソフトのマルウェアの検出率(高いほど優れている)と誤検出(低いほど優れている)に分かれる。
同ランキングの調査対象となったのは世界の22種類の有名なウイルス対策ソフトだ。中国国内からは、360、テンセント、金山軟件、百度の4種類のソフトが参加した。360は検出率で世界2位となり、AV-Comparativesの三ツ星評価を獲得した。
同調査の検出率の成績によると、2014年のウイルス対策ソフトの防御能力の順位は次のようになる。
・1位 トレンドマイクロ 検出率99.8%、誤検出7.5点
トレンドマイクロは1988年に米カリフォルニア州で誕生し、東京に本社を置く。