アリクラウドは18日のキャンペーン会場でも中小の開発者向けに多くの優遇を提供した。アリクラウドの公式サイトによると、同日、実名認証を行ったユーザーには100元の金券が配られ、指定の製品を500元以上購入したユーザーには200元から500元の金券が配られた。通常価格1カ月262元のクラウドサーバーは、1カ月12.18元の特別価格で提供された。クラウドコンピューティングを利用したことのない開発者には、アリクラウドは5種の中核製品の無料体験を提供している。
クラウドコンピューティングが格安価格で投げ売りされている。ネット上では、「アリは、『ダブル11』(11月11日)後に売れ残ったサーバーの在庫一掃セールをしているのだろう」と冗談も飛んだ。割引セールは、多くの中小企業と中規模の開発者を引きつけた。またIT支出が年間1000元級の小型開発者にとっても、クラウドの利用コストを大きく引き下げる朗報となった。
アリクラウドは、この12月18日を、クラウドコンピューティング環境全体の祭典として大々的に打ち出した。当日、アリクラウド上の各種のプロバイダーが提供するツールは最低で0元で販売された。中軟や桉樹などの重要な協力パートナーも各種のクラウド上のソリューションを半額で提供。数十社の有名な投資機構が100億元の資本を携えて次の「アリババ」探しをしている。
「脱IOE(IBM、Oracle、EMC)」の波を受けた金融機構も今回のキャンペーンで利益を得ている。アリクラウドは、金融分野の顧客には金融クラウドを提供し、P2Pサイトやファンド、先物などの顧客に上限を定めない割引キャンペーンを提供している。(編集MA)
「人民網日本語版」2014年12月22日