海外メディアによると、米タイム誌は10日、毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、エボラ出血熱と闘う医師や看護師ら「エボラ・ファイターズ」を選出したと発表した。浙江在線が伝えた。
これまでに発表されていた最終候補8組には、ロシアのプーチン大統領、アップルのティム・クックCEO、米国人歌手のテイラー・スウィフトらのほかに、アリババ(阿里巴巴)の馬雲(ジャック・マー)会長が中国人として唯一入選していた。
タイム誌は馬雲会長について「かつて英語教師として働いていた経験を持つ馬氏は、アリババの創業者であり、現会長でもある。中国の電子商取引最大手であるアリババは今年、米国でのIPO(新規株式公開)で、米国史上最大の250億ドルを調達した」と紹介している。