「子どものような幼い声」で知られる林志玲(リン・チーリン)が、新作映画「王牌」ではこれまでとは一変した声で登場した。今月22日に北京で取材に応じた彼女は、「冬の寒い撮影期間に加え風邪を引いた。やっと私の声を意識せず作品に集中して見てもらえるときがきた」と笑顔で語った。
同作品で林志玲はスリリングな事件の目撃者を演じており、「容姿崩壊+老け顔」というこれまでのイメージと最もはかけ離れた役柄を演じた。本人は自分にとって「最も大きな挑戦だった」と語った。
林志玲は「この役は見た目は弱々しいが強靭な精神力を持つ女性で、肝心な時には驚くほどの勇敢さを見せる。イメージの変化は難しくはなかったが、性格の転換がとても難しかった」と語った。また、「老人メイクが苦痛で、毎日5~6時間も動かずに座っていなければならず、撮影開始時には体が痺れて動けなかった」と舞台裏での出来事を紹介した。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年12月23日