阿里巴巴(アリババ・グループ)はグローバル化の取り組みの中で、海外の不動産に目を向けた。中国最大のネット通販サイト・淘宝網は「双十二(12月12日)特別大セール」に、不動産のオンラインオークションを実施する。北京商報が伝えた。
淘宝網は12月12日に、米ニューヨーク、ヒューストン、マイアミなど世界8カ国・15都市の不動産を最低価格でオークションにかける。あるプロジェクトは1元からスタートし、最低価格が設定されない。
流通業の研究機関である北商商業研究院は、「アマチュアの投資家は通常、感情に動かされ不動産を購入しやすい。1元からスタート、最低価格が設定されないといった謳い文句は、買い手の意欲を煽りやすい。買い手は不動産の真の価値を理解し、オークションに参与する際には冷静な態度を維持し、自分の限度を守り、いつでも取引から手を引けるようにするべきだ」と分析した。(編集YF)
「人民網日本語版」2014年12月9日