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中国、裁判所がドラマ「宮鎖連城」のパクリ認める 損害賠償約1億円

人民網日本語版 2014年12月26日13:35
瓊瑤、于正

台湾の女性作家・瓊瑤(チョン・ヤオ)が、中国ドラマ「宮鎖連城(Palace3:The Lost Daughter)」について、自身が手掛けた22年前のヒットドラマ「梅花烙」からの盗作と指摘していた問題で、北京市第三中級人民法院(裁判所)は25日午後、微博(ウェイボー)の公式アカウントで、著作権侵害を認め、湖南経視文化伝播有限公司など4社に対して同ドラマの放送などを停止するよう命じる判決を下したことを明らかにした。また、同ドラマの于正(ユー・チョン)プロデューサーに対しても、公の謝罪を行い、著作権侵害によってもたらされた影響を取り除くよう命じたほか、于プロデューサーを含む被告5人に対して損害賠償計500万元(約9500万円)を支払うよう命じた。約8カ月に渡って繰り広げられた「盗作騒動」は、瓊瑤の全面勝訴で一旦幕を閉じた。中国新聞網が報じた。

「宮鎖連城」をめぐっては、瓊瑤が4月15日に、微博(ウェイボー)において、盗作を指摘。5月28日に、同ドラマのプロデューサー・于正(ユー・チョン)ら5人を相手に、損害賠償などを求める訴状を同裁判所に提出し、注目を集めた。同裁判所で今月5日に初公判が行われた後、中国の脚本家109人が、著作権保護を求めて、「公正な判決が下されることを望んでいる」とする声明を共同で発表。瓊瑤を応援していた。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年12月26日


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