中国で、年間旅客数が1千万人を超える空港はすでに24港に達した。北京首都国際空港の年間旅客数は5年連続、世界第2位の座をキープした。また、上海浦東空港の貨物取扱量は7年連続世界第3位だった。新華網が報じた。
25日に開かれた「全国民用航空工作会議」において、中国民用航空局(民航局)がここ数年、航空経済の発展推進を大々的に提唱しており、各地で民間航空業の発展ブームが巻き起こったことが明らかになった。現時点で、全国62都市が計54空港を中心にした、63カ所の臨空経済区建設を計画している。今年11月の時点で、全国の貨物航空会社は51社、一般航空会社は238社、貨物機は2334機、一般航空機は1621機にそれぞれ達した。航空貨物の取扱いが認可された空港は202港に増え、うち年間貨物取扱量が1千万トン級の空港は24港、3千万トン級の空港は7港。
統計データによると、今年1年間の貨物輸送量はトンキロベースで742億(前年比10.4%増)、旅客数は延べ3億9千万人(同10.1%増)、貨物取扱量は591万トン(同5.3%増)にそれぞれ達する見通し。今年1月から11月の国内航空業全体の利益は299億4千万元(約5800億円)だった。民航局の予測によると、2015年の貨物輸送量はトンキロベースで817億2千万(前年比10.2%増)、旅客数は延べ4億3千万人(同10.0%増)、貨物取扱量は627万トン(同6.0%増)。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年12月26日