2014年12月31日  
 

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中国ネットユーザーの消費者信頼感指数 女性の安全性への不安大

人民網日本語版 2014年12月31日11:20

元旦になると、多くの通販サイトが大規模な販促キャンペーンを展開する。割引セールの日となった「ダブル11」(11月11日)や「ダブル12」(12月12日)、さらには米国最大の大安売り日として知られる「ブラックフライデー」を経た後、消費者は通販に対してどのような態度をとっているだろうか?中国大手調査会社、零点研究咨詢集団は今年全国の1、2線都市7カ所のネットユーザーを対象に、ネット通販に対する消費者信頼感指数のモニタリング調査を行った。その結果によると、消費者信頼感指数は68.7となった。西安晩報が伝えた。

■信頼感指数を上昇させたのは「ネット通販の利便性」

調査結果によると、消費時機評価指数と経済状況指数が下から1番と2番となった。ネット通販の安全性や利便性、信頼性指数は比較的高く、特にネット通販の利便性に対する評価指数は77.2に達し、ネット通販の信頼感を高める要因となった。

調査結果の分析によると、インターネットにおける個人情報の安全性や通販サイトの信頼性、商品の質、個人の経済的状況、期待の5つの指標が大きなパーセンテージを占めるわりに、低い数値を記録した。これは、消費者がこの5つの項目に対して、非常に高い期待を寄せているものの、現状は楽観できない状況であることを示していると言える。

■90年代生まれの若者 「宅配速度に不満」

同調査では、異なる年代層に対する分析が行なわれている。信頼感指数が最も高いのは、80年代生まれで、他の年代の消費者を大きく上回っている。しかし、将来の消費を担う90年代生まれはネット通販に対していくらか慎重な態度をとっている。90年代生まれの48.4%が、「今が、ネット通販を行うのに最もいい時期」と考えている。しかし同時に、「通販サイトが多いわりに、何でも買えるわけではない」と考えている人も多い。90年代生まれが最も高い評価を与えたのは、「ネット通販サイトの豊富さ」。しかし、「商品の多様性」に対しては、最も低い評価を下している。ここには、市場の多様性への期待が表れているといえる。このほか、90年代生まれは、商品の配送速度に対する評価がほかの年代と比べて最も低く、速度への不満は、安全性に対する不満を大きく超えていた。「速さ」はこの年代にとって、ネット通販の第一条件となっているようだ。


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