【デマ】 朱自清の散文「背影」、内容が交通違反のため教材から外される
2014年5月中旬、「朱自清の散文『背影』、内容が交通違反のため教材から外される」と題する記事がネットに掲載され、多くのネットメディアが転載した。記事によると、散文の中で、父親が息子にミカンを買うため、線路を横切り、ホームを攀じ登るシーンが出てくるが、教材編集者はこのシーンが鉄道の正常な運行を妨げ、駅の秩序を乱す行為と判断し、背影を教材から外したという。
【真相】
確認したところ、これは数年前から存在するデマで、広く伝播された結果、最近になって再び目に付くようになったという。人民教育出版社の責任者は「この報道はデマであり、当社だけでなく、多くの出版社も『背影』を教材から外したとは表明していない」としている。