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中国、連休明けになると離婚届提出が3-4割増加

人民網日本語版 2015年01月13日15:50

1月1日の元旦に合わせて3連休となった中国。休日明け、北京朝陽区民政局では、幸せそうな顔を浮かべて婚姻届を提出するカップルのほか、離婚の手続きをしたり、夫婦間の問題を抱えカウンセリングを受ける夫婦の姿もあった。同局のスタッフによると、連休の後は、離婚届の数が通常より30-40%も増えるという。北京晩報が報じた。

連休中にケンカ→離婚が増加

同スタッフは、「この現象に首をかしげる人も多いかもしれないが、この業界ではいたって普通のこと。連休後になると、連休中にケンカして、衝動的に離婚しようとする夫婦が増える」と説明。「そのような夫婦には、まず1階に設置されているカウンセリングルームに行き、カウンセラーに相談するよう提案している」という。

離婚する夫婦の多くが一人っ子の若者

同局のスタッフやカウンセラーによると、連休明けに離婚届を出す夫婦には、▽連休中の接待・付き合いが多すぎて、夫婦仲にヒビが入る▽普段はあまり一緒にいることがないのに、休暇中は一緒にいるためケンカが起きた▽元々離婚する予定で、ちょうど連休明けに届けを出した---など、さまざまなパターンがある。また、離婚届を出す夫婦の多くが80年代に生まれた若者で、そのほとんどが一人っ子。自我が強く、結婚に対する期待とあこがれが強いため、現実と想像が異なることが分かると、すぐに離婚を選択するという。

カウンセラーは、「カウンセラールームを設置しているのは、衝動的に離婚しようとする夫婦に冷静になってもらうため。離婚の多い80年代生まれの若者は、結婚に対して理性的な見方を持たなければならない」との見方を示した。(編集KN)

「人民網日本語版」2015年1月13日

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