中国交通運輸部(省)はこのほど、今年の「国慶節(建国記念日、10月1日)」に伴う大型連休の期間、道路・水路の旅客輸送量は延べ6億4400万人に達する見通しであると発表した。このうち道路旅客輸送量は、前年同期比5%増の延べ6億3千万人、一日あたり延べ9千万人、水路による旅客輸送量は、同約2%増の延べ1400万人と予想される。
交通運輸部報道官を務める政研室の李揚副室長は、今年の国慶節連休の交通状況は、次のような特徴を呈する見込みと指摘した。
〇乗用車による外出が増える。特に、大都市周辺や有名観光地で、人の流れが増加する見込み。
〇道路による旅客輸送は、中・短距離が主流となる。島や海峡を渡る旅客は、引き続き多いと見られる。
〇旅客の流れは、「初日と最終日」、つまり10月1日と10月7日にピークが訪れる見込み。
連休期間中、全国で、旅客用鉄道車両86万両、客船約2万1千隻、バス座席103万席が投入され、輸送力は全体的に、十分な準備が整えられている。
今年の国慶節連休も、小型乗用車を対象とした有料高速道路の通行料免除政策が実施される。通行料免除となる具体的な期間は、10月1日0時から10月7日24時まで。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年9月19日