ある夫婦がこのほど区民政局の婚姻登録所を訪れて離婚を申し出た。女性が挙げた理由は「双方の性格の不一致」で、男性側の理由は「妻がしょっちゅう難癖をつけ、妻の両親にお金を送金する時に笑顔でないと罵られる」というものだ。
調停室で男性はスタッフに、自分の鬱屈した心情を語った。「結婚して以来の数年、毎月妻の実家に送金している。妻は一人っ子なので、妻の両親に親孝行することは自分も賛成だ。しかしここ1年、送金時はいつも妻が傍らで自分を見つめ、表情を探っているのに気づいた。これには理解できず、非常に受け入れがたいことで、この件が原因で何度もケンカをした。まるで監視されているようで、従来は喜んでしてきた事が、気まずくなってしまった」。その後2人は調停室のスタッフの説得を経て、離婚は取りやめた。(編集YH)
「人民網日本語版」2014年12月5日