年末ボーナスの格差が大きい理由は?
▽「支給する」「しない」は企業の胸算用ひとつ
年末ボーナスは、賃金の一部ではあるが、かなり柔軟度が高い。一般的に、年末ボーナスを支給するか否かは、各企業が自主的に決めるものであり、法律で支給が強制されている訳ではない。また、年末ボーナスの支給形式や額についても、法律上の規定はなく、企業が完全に決定権を握っている。
▽業界によってボーナス支給額に大きな差がある
大まかな統計によると、2013年に年末ボーナスを支給した企業のうち、外資系企業の支給額が最も高かったが、具体的な額は、数万元から数千元まで、各企業によってさまざまだった。業界ごとのボーナス額にも差があり、金融・不動産業が最も高い。業界や企業の違いによって、ボーナス支給額はピンからキリまであるのが現状だ。>>>詳細へ
世界の年末ボーナス事情
さて、世界の年末ボーナス事情はどうなっているのだろうか。各国の状況をみてみよう。
オーストラリアの一部の会社にも年末ボーナスはあるが、一般的に小さな出来事であり、商品券、ちょっとしたプレゼント、ワインなどを支給する程度のことに過ぎない。
英国の企業の年末ボーナスでは産業ごとの違いが大きい。
それに対して、日本の企業の多くは、6カ月に1度支給する夏のボーナスと年末ボーナスのほか、毎年社員の妻にもボーナスを支給している。>>>詳細へ
(編集MY)
「人民網日本語版」2015年1月29日