5.イチゴを食べることは自殺行為?
ソース:最近、イチゴ狩りのイチゴは食べられないという噂がSNSで広く伝わっている。ある養蜂家が、イチゴ畑がイチゴ狩りの季節になると、1−2日置きに夜に農薬をまくことを暴露し、「イチゴを食べることは自殺行為だ」と警告した。ネット上では、ミツバチが死亡したとする2枚の写真が公開され、人々を驚かせている。
真相:温室は密封性の高い室内空間であり、外から害虫が入ることは少ない。仮に害虫が蔓延した場合も、別の虫に駆除させることができ(例えばテントウムシにアブラムシを駆除させるなど)、農薬を使う必要はない。現代農業の詳細な管理によって、イチゴの生産では農薬を使う必要はほとんどなく、まったく使用しない場合もある。またハウスと外界が隔絶されていることから、イチゴは外での栽培よりもミツバチなどの昆虫による受粉に依存しやすい。そのためハウス内では、毒性の低い農薬しか使えない。イチゴ狩りに参加した一部の人が、ハウス内でミツバチの死体を発見したとしても、それは農薬とは関係なく、寿命・天気・特徴によるものだ。