8.酢のにおいで風邪を予防?
ソース:冬は風邪を引きやすいが、酢のにおいをかぐことは、よく知られている予防法だ。
真相:伝統的な説によると、酢のにおいをかぐことで細菌を殺すことができる。これは酢に酢酸が含まれるからだ。酢酸には確かに一定の殺菌作用があるが、食用の酢は濃度が低く、ウイルス構造を破壊する力を持たない。また酢のにおいをかぐだけではウイルスを殺菌することはできず、消毒の効果がない。むしろ酢酸の揮発により空気が酸化すると、人の呼吸器を刺激し、健康を損ねることがある。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月2日