浪潮集団の黄剛副総裁は、「高性能スパコンセンターは、国家の科学技術の進歩と企業の革新のブースターであり、産業をけん引しハイレベル人材を育成することができる。この基礎的プラットフォームを手にしてから、ジンバブエの科学技術力は5−10年の間に急速に発展する」と予想し、次のように例を挙げた。
ジンバブエはアフリカ南部の農業大国であり、その気象分析は食糧安全、綿花の増産、タバコの品質管理に対して重要な役割を果たす。ジンバブエの気象部門の気候・天気予報の水準は低く、パソコンによる計算に依存しており、長期的な気候変動の予想と災害の予報ができない。中国のスパコンは、この局面を変える見込みだ。
黄副総裁は、「世界の多くの国で使用されている情報化コア設備は米国産だが、中国はすでに米国の情報化コア設備の代わりとなる製品を生産し、多くの開発途上国に中国の技術という別の可能性を提供できるようになった」と語った。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月10日