○プロデューサー、続編制作に意欲的
韓国で関心の的になっただけではなく、この番組は、中国人ネットユーザーの間にも熱い議論を巻き起こした。多くの中国人視聴者からは、「これまでは、海外メディアによる中国批判ばかりだった。かなり肯定的に中国を捉えた、このようなドキュメンタリーが放映されたことで、中国に対するいくつかの偏見と誤解が緩和された」といった意見が寄せられた。さらには、「あまりにも褒めすぎ。ややバツが悪い」という反響もあった。しかし、「ドキュメンタリーは、中国の国力をオーバーに紹介しており、一部韓国人の憂慮を引き起こす恐れがある」という懸念の声も上がった。
KBS制作チームにとっても、自国民をターゲットとして作ったドキュメンタリーが、中国人からこれほど注目されたことは、全くの予想外だった。朴氏は、「今の韓中関係の良好な発展すう勢は、ドキュメンタリーなど文化領域における韓中両国の交流や協力にとって追い風となっている」との見方を示した。氏は今年後半、中国の製造業や電子通信業が韓国にもたらす発展チャンスと課題について掘り下げるなど、「韓国に対する中国経済の影響」をメインテーマとした新シリーズの制作を計画しているという。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年2月13日