中国の人気リアルバラエティ番組「パパ、どこ行くの?」シーズン2のパート7(台湾)のメディア向け先行試写会が19日、湖南省長沙市で行われた。同作品の旗を振る謝滌葵(シエ・ディークイ)監督は、春節(旧正月)に当たる2015年2月19日に、同番組の映画版が封切られることを明らかにした。同映画のロケは南太平洋に浮かぶ楽園・フィジーで行われるという。人民網が報じた。
謝監督によると、パート8(ニュージーランド)の撮影終了後、同番組の撮影グループがフィジーに行き、2作目となる映画版の撮影に入る。撮影期間は、1作目の5日間から10日間に伸びた。出演するのは、5人の「パパ」と6人の「子供」だ。ロケ地が海外とあり、随行するスタッフの数は1作目の400人より少なくなる。「1作目の出演者が2作目にも出演するのか?」との質問に、謝監督は、「未定。その可能性もある」とするにとどまった。
今年の春節(1月31日)に封切られた1作目の映画版「パパ、どこ行くの?」は、興行収入7億元(約122億円)の大ヒットで、撮影期間がわずか5日間だったことから、「史上最高の収益率だった映画」と言われている。
そのほか、俳優・陸毅(ルー・イー)の娘・貝児ちゃんや元体操選手・楊雲(ヤンユン)の息子・楊陽洋君、俳優・呉鎮宇(フランシス・ン)の息子・費曼君、マレーシア出身の人気シンガーソングライター・曹格(ゲイリー・ツァオ)の息子・Joy君と娘・Graceちゃんなどの20年後の姿を描くドラマ版の「パパ、どこ行くの?2034」も今後クランクインする予定だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2014年9月19日