2015年6月3日  
 

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外資企業による中国撤退、取り立てて騒ぐ必要はない (2)

人民網日本語版 2015年02月28日13:54

成功にはリスクがつきものであり、チャンスには課題がつきものだ。国外の末端または先端製造業の一部が撤退した後も、中国人には仕事が必要だ。新たな時代に入った今、中国人が国内消費けん引の主力になりつつあるのと同じように、自ら起業し、事業を始める中国人が増えている。ゆえに、我々はグリーン産業を発展させ、先進的製造業に力を入れ、製造業とサービス業のバランスをとり、付加価値に重点を置く必要がある。

中国人は知恵を絞るのが得意だ。かつて困難に直面した時、中国は改革開放を打ち出した。今、成功に伴う新たな課題に直面する中国は、もう一度知恵を絞り、中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の要求に従って改革を深化させ、科学教育を突破口とし、革新を命とし、宇宙・高速鉄道・原子力発電・スパコン・新エネルギー・航空機・艦艇などの分野の技術進歩に伴い、「メイド・イン・チャイナ」を全面的にアップグレードする必要がある。

中国は最も多くの外資を導入する国であり、世界一の貨物貿易大国だ。中国で製造を行う外資系企業に対する中国の要求は、確かに厳しくなっている。中国が代替技術を手に入れた後、国外の通信技術や設備が中国の重要部門に入り込むといった局面が変わるのは当然のことだ。国家安全のために必要な保護措置を講じることは、いかなる主権国家も行う正当な手段だ。もし中国がこのために何かを失うことがあったとしても、得るものはもっと多い。これらは全て、中国が全面的に発展するために、避けては通れない道なのだ。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年2月28日


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