▽政策の効果を判断するには3-5年かかる
北京市の衛生部門は昨年、「単独二孩政策の実施後、条件に合致し、2人目出産の意志がある大部分の夫婦は5年以内に第二子を設ける。単独二孩政策からの5年間、北京市で生まれる新生児は累計27万700人(年平均5万4200人)増加し、その後は毎年約4万人ずつ増加し、2019年前後にピークに達した後、徐々に減少する」と予想していた。しかし、実際の申請件数を見ると、政策実施初年の申請数は3万を超えたものの、上述の予想をはるかに下回っている。
これについて、北京市衛生・計画出産委員会副委員長の鐘東波氏は「政府が以前発表した予想データは出産の意志に基づくものであり、実際の出産に結びつくにはまだ多くの要素が必要になる。3-5年しないと同政策の出産に対する具体的な影響は見えてこない」としている。(編集SN)
「人民網日本語版」2015年3月4日