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アキュラ、ホンダの中国事業の足を引っ張るお荷物に (2)

人民網日本語版 2015年03月17日08:27

アキュラの低迷の主因は、製品ラインナップの問題だ。特に中国市場では、SUVのMDXがある程度知られているだけで、RL、TL、その後発売された車種は市場で反響を呼んでいない。性能だけを見るならば、アキュラは優れた性能を持つ。しかし車のデザイン、マーケティング、快適性などの面では、中国人消費者から遠く離れている。同じく、新技術でも見所に乏しい。プライドが高く現地化が進まないことも、販売低迷の原因となっている。

現在の中国自動車市場は、ブランドと製品が有り余っている状態で、ほぼ毎月のように、数車種もしくは数十車種の新車が発売されている。消費者に多くの選択肢が与えられおり、すでに典型的な買い手中心の市場となっている。いかに消費者を喜ばせるかは、各社のマーケティングの重点だ。中国市場に適した製品の販売は、各メーカーの共通認識になっており、優れた成績を収めているメーカーも多い。例えば幅広いスペースを求める中国市場の需要に適応した上海VW(フォルクスワーゲン)のラヴィーダは代表的な車種となっており、2014年の月間販売台数は2万台以上で推移した。ラヴィーダと同じく、各社はコンパクトカーの発展で発想を転換させている。各社はこれまで手の込んだ小型車という路線を歩んできたが、今やコンパクトカーの性能と個性を際立たせるようになった。ターボチャージャー、ダブルクラッチ、サンルーフなどは、ほぼ標準装備となっている。

幅広い空間、力強い動力は、市場の変化に対応する各社の措置だ。各社はこれによって製品力を強化し、市場シェアを高めようとしている。アキュラも自己改革の時を迎えている。(編集YF)

「人民網日本語版」2015年3月17日


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