人は、人生の時間の3分の1をベッドの上で過ごす。睡眠中には、脳と身体の十分な休息、調整、回復がもたらされる。適切な睡眠は、毎日の仕事や学習に大いに効果的だ。生理学の実験結果によると、睡眠が不足すると、免疫力が大幅に低下し、睡眠を十分に取っている人に比べて、老化プロセスが4倍から5倍も速く進むといわれている。
読者は、連日の睡眠不足で元気がない日々が続いていないだろうか?睡眠の質が悪いことで、身体からたびたび「警告サイン」が発せられていないだろうか?さっそく読者の「睡眠の質(SQ)」をチェックしてみよう!わずか1分間で、自分自身のSQが判明し、自分の睡眠の質を把握することができる。
以下の問題には全て、「よくあてはまる」「時々あてはまる」「あまりあてはまらない」「全くあてはまらない」という4つの回答選択肢がある。答えを記録しながら進むこと。
A=5点、B=2点、C=1点、D=0点として、10問の答えから総得点を計算してみよう。
〇20点以上:深刻な睡眠障害。現状を重く見て、早急に対策を講じるべき。眩暈やだるさはいずれも、睡眠の質が悪いことが原因だ。不眠を侮ってはならない。不眠は立派な病気であり、不眠を無視し続けると、精神状態が悪化の一途をたどる。「過労」族になりたい人はいないだろう。
〇5点から20点:睡眠の質は決して良くない。日常生活に直接影響を及ぼすほどではないが、仕事や活動の効率が低下する原因になっている。このような状態が長期間続けば、注意力が散漫になる。意識的に改善する必要がある。
〇5点以下:おめでとう!睡眠の品質は良好。今後も、好ましい生活習慣と健康的な睡眠を維持するように。ただし、睡眠時間は8時間前後が最適で、長すぎる睡眠時間もかえって良くない。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年3月18日